NTTの電話回線種別には、現在、5種類あります。この5種類の電話回線はどのように選び分ければいいのでしょうか。そのサービスの違いを見てみることにしましょう。
NTTの電話回線種別には、「加入電話」「加入電話・ライトプラン」「INSネット64」「INSネット64・ライト」「ひかり電話」の5種類があります。この5種類のうち、「加入電話」とついているものは、アナログ回線で、「INSネット」とついているものはデジタル回線になります。また「ライト」とついているものと「ひかり電話」は、施設設置負担金が不要のサービスです。
加入電話と、加入電話・ライトプランは、どちらもアナログ回線の電話となります。サービス内容には違いがありませんが、初期費用が異なります。
加入電話は、施設設置負担金が36,000円(税抜)かかりますが、加入電話・ライトプランでは不要です。どちらも契約料800円(税抜)がかかりますが、その他、月々にかかる費用は、加入電話・ライトプランのほうが少し割高になります。
どちらもプッシュ回線とダイヤル回線の2種類があります。インターネットをしたい場合、ADSL回線を利用することができます。
INSネット64とINSネット64・ライトは、どちらもデジタル回線の電話です。ビジネス利用でも便利なのは、1本で2回線使用できることです。サービス内容はどちらも同じですが、INSネット64のほうは施設設置負担金がかかります。しかし、月々の使用料金はINSネット64・ライトのほうが少々割高になります。
どちらもフレッツ・ISDNを契約することで、インターネットが定額で利用できます。
光ファイバーを使用したインターネット接続サービスである「フレッツ光」を契約すると、利用できるようになる光IP電話です。通話品質も劣らず、他サービスと比べて基本料金が安く、電話番号も電話機も従来のものが使用できます。
そのお得さが受けており、ビジネスシーンでも多く導入されています。