オフィスの移転などで、電話回線の手配や準備が済み、いよいよビジネスフォンを導入するシーンが訪れました。さて、実際どうやって配線と設定をすればいいのでしょうか。
配線と設定は業者に一任しているという場合も、しくみを理解しておくと何かと役立ちます。そこで、オフィス移転時などにビジネスフォンを設置する方法を紹介します。
オフィス移転の際に、電話の接続はビジネスフォンにモジュラージャックをつなぐだけで済むだろうと思っている方はいませんか? 実は、家庭電話とは異なり、ビジネスフォンは少々事情が異なるのです。ビジネスフォンには、主装置と呼ばれる機器と電話機を接続する必要があるのです。まずは主装置を設置してから、そこにビジネスフォンをつなげるというのが通例です。
ビジネスフォン環境の構築には、主装置の設置が必要不可欠であることが分かりました。そこで、まずは主装置の設置場所を考える必要があります。電源があることはもちろん必要ですが、主装置は普段目に見えないところに置いておくのがいいでしょう。直射日光が当たる場所もNGなので、よく考えて設置場所を決める必要があります。
主装置の場所が決まったら、実際の配線などは、専門業者にお願いするのが一般的です。電話機がつながれれば、今度は各電話機の内線番号などのデータ設定を行います。
オフィス移転時には専門業者に依頼して色々と行うことも多いですが、主装置や電話機の場所などは、随時指定していきたいものです。そのためにも、ビジネスフォンの設定方法や、配線のしくみなどはぜひ心得ておくのをおすすめします。
もし配線がむずかしいなどの不具合などが起きた場合でも、理解が早いからです。ぜひ事前に知識を持って、オフィス移転、電話移設に取り組むのをおすすめします。