2024.09.26

電話機の歴史

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電話機の歴史

昔の電話機といえば黒電話ですね

黒電話はダイヤルを回転させる方式で1を回せば1個のパルス、2を回せば2個のパルスが発生して、電話番号が伝えられるという仕組みでした。

黒電話の頃から今でも使われている電話回線、銅線(メタル線、メタルケーブル、メタルと呼ばれたりします)を使って、NTTと家をつなげていました。

例えば「糸電話」は紙コップに向けてしゃべった声が、紙コップの底を振動させ、その振動が糸を伝わり、相手の紙コップの底を振動させて、相手に声が伝わっていきます。

アナログ回線の場合は、音声が銅線を伝わっていって、振動を伝えるために電気を使います。

1960年代になると押しボタン式電話機(プッシュホン)が出てきます。

この頃から岩崎通信機・大興電機製作所(現 サクサホールディングス)・田村電機製作所(現 サクサホールディングス)・日立・日通工(現 NEC)が電話機の開発に携わっていました。

1970年に「プッシュホン」は公募によって名付けられました。

押しボタンにはダイヤルパルス方式とトーンダイヤル方式の二つの方法があり、

ダイヤルパルス方式はダイヤル回転方式と同じ様に押したボタンに当たるパルス を発生させ、

トーンダイヤル方式はボタンにより違う周波数の音で決定する。

そのため電話番号を送信する時間がかなり短縮されました。

黒電話からプッシュ式の電話に変わっても、電話回線自体は何も変わっていません。

そして1970年代になると様々な機能が使えるようになります

  • 1970年 キャッチホンサービス開始
  • 1973年 電話ファックスサービス開始
  • 1975年 国際ダイヤル通話開始

長くなってしまったので次回に続きます!