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電話回線ごとのインターネット 速度の違いは?
電話回線を選ぶときは、インターネットのことも考慮する必要があります。なぜなら、アナログ回線、ISDN回線、ひかり電話と、それぞれの電話回線によって、使用できるインターネット回線は決まってくるからです。そこで、それぞれのインターネットの速度の違いを比較してみましょう。
アナログ回線にはADSL 気になる通信速度は?
アナログ回線の電話回線を利用する場合、インターネット回線はADSL回線を利用することができます。ADSL回線の速度は、フレッツ・ADSLの場合、下り速度47Mbps、上り速度5Mbpsといわれています。
しかし、アナログ回線と同じメタル線を通ることや、空気中にあるノイズの影響があることから、どうしても通信は不安定になりがちです。またNTT局舎からの距離が遠くなると、その分速度が低下してしまうというデメリットも。
とはいえ、メタル線は1本確実に占有できるので、利用者間で分け合って使うスタイルとは異なり、その意味では通信速度は左右されません。
ISDN回線のネット通信速度は?
ISDN回線の電話回線を利用する場合、そのままインターネットにも接続できます。ISDNインターネット接続サービスにおいては、通信速度最大64kbpsになっています。一番のメリットは1回線につき2通話分使えるので、電話とインターネットが同時に利用できるということ。定額制で低価格、料金を気にせずインターネットが利用できるのは理想的です。
ひかり電話には光回線! 通信速度は?
ひかり電話の電話回線を使用する場合、当然使用するのは光ファイバーを使った光回線になります。光回線には、現在非常に早い速度のものが登場しています。フレッツ光ネクストギガスマートタイプとして、上りと下り最大1Gbpsというものです。
これまでの上り・下り100Mbpsというスピードも、決して遅くはありませんでした。速度を求めるのなら、光回線が一番といえそうです。
とはいえ、ひかり電話が本当に自社に適しているかどうかは、要検討事項です。
電話回線と共にぜひインターネット回線の速度も考慮しましょう。