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050の番号は、引越し後もキープできる?
オフィスの移転や、家庭の引越しの際に、変わらずIP電話を使用する場合、ちょっと気になることがあるでしょう。それは、050の番号が引越し後も変わらず使えるかどうかです。普通、一般の電話回線の場合、電話局が変われば電話番号が変わってしまいます。その点、IP電話はどうなるのでしょうか?
今回は、IP電話の050の番号は引越し後も変わらず使い続けられるかどうかに迫ります!
原則、050の番号は引越し後も引き継げる
IP電話の050の番号は、原則として、引越し先でも同じ番号が使えます。「電話番号が変わる」という概念は、一般電話の地域と紐付いた事情に関係しているものであって、地域に依存しないIP電話では、そのような事情とは関係がないからです。
IP電話の番号は、地域ではなく、プロバイダがネットワークのサーバー上で管理しているので、国内のどこであっても同じ番号が引き継げるのです。
プロバイダの変更をしなければOK
しかし、プロバイダが変われば番号は変わってしまうので注意が必要です。詳細は、プロバイダに問い合わせる必要があります。
例えば、auひかり電話では、同じ番号が使える場合と使えない場合の両方があります。また、他のIP電話サービスについても、引越し先で同じ番号が使えるかどうかを確認しておくと移転時などに便利です。ただし、「03」などの0AB~J番号を採用しているIP電話では、移転時に変更の必要があることもあるので注意が必要です。
移転時に電話番号が変わると連絡の手間も
引越し先のエリアが変わっても、050番号は基本的に変わらないというのは、ビジネス利用においても便利といえそうです。なぜなら、電話番号変更の案内を出す必要があったり、各種届出の変更手続きを行う必要があったりするからです。また、取引先の方にも多少なりとも迷惑がかかることでもあります。
050番号はその点、基本的には変更ないため、手間が省けますし、関係各社に対しても特に連絡の必要もありません。これも050番号のIP電話の大きなメリットの一つとしてとらえておきましょう。