目次
交換機の歴史②
■1920年ごろ~
ステップ・バイ・ステップ交換機
回線の接続が機械で自動化される。
電話機が増えると、人間を必要とする手動交換式から機械が接続する自動交換機へと切り替えられました。
ステップ・バイ・ステップ交換機は、発信電話機のダイヤル から送り出されるダイヤルパスによって交換機内の選択機が上昇回転し、電話回線を自動的に選択して通話相手に接続します。
ダイヤル数字 1桁ごとに10進法に従って順次動作する選択機を数段組み合わせて選択を行うことから、通称段段式ともいわれる交換機の代表的なものでした。
■1960年ごろ~
クロスバ交換機
たてぼうと横ぼうを組み合わせた接点(せってん)で、交換機(こうかんき)を小型化。
クロスバ交換機は、通話路部がクロスバと呼ばれるスイッチマトリックスの 組み合わせになっており、縦と横のバーが電磁石の動作で開閉されます。
接続制御部分は蓄積変換や迂回接続などの機能をもつもので共通制御方式と呼ばれ、プッシュホンなど各種の新サービスが使えるようになった上に、経済性、保守性などこれまでのステップ・バイ・ステップ方式に比べて多くのメリットがあり、全国自動化に大きく貢献しました。
1900年代に交換機は自動化になり手動の時とは比べものにならに程進化しました。
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