目次
交換機の歴史③
■1970年ごろ~
電子交換機(アナログ)
接続をコンピューター制御(せいぎょ)で行うようになり、高速、確実、大量に処理が出来るようになりました。
電子交換機は、クロスバ交換機と基本的な仕組みは同じですが、通話路部に電磁部品を使い、接続制御部は記憶装置と制御装置を電子化して蓄積プログラム制御方式を使っています。
制御部がICなどの電子部品で構成されているので、接続処理速度が格段に向上しました。
また、交換機にソフトウェアによる制御を行えることによって料金明細、ダイヤルインなど多くの新しいサービスの提供が出来るようになりました。
■1997年~
デジタル化
日本全国の交換機(こうかんき)がデジタルになりました。
電子交換機は、通話信号をアナログのまま処理していましたが、デジタル交換機はPCM伝送される通話信号をPCMのまま交換することに最大の特色がある
デジタル交換機は、制御系は電子交換機とほぼ同じですが、
通話路は直接デジタル信号を交換できる時分割通話路と呼ばれる動作部品のない新しい方式が採用されています。
接続は、アナログ信号を2進符合化パルス列にして多重化されて運ばれてきたデジタル信号の順序を入れ替えることによって接続します。
これにより、光ファイバー方式とともに、デジタル総合化が実現でき、ISDNをはじめとする通信システムの高度化・効率化を推進しています。
■現在
インターネットを利用した電話
これまでの電話に加え、インターネットを利用した電話も出てきました。
昔は料金明細を出す事も出来なかったなんて驚きました!
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