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Skypeと一般電話の違いを見極めて、ビジネスに有効利用しよう
インターネットを利用して、音声通話やビデオ通話、メッセージのやりとり、ファイル送信などが行えるSkype。世界的に広く利用されているコミュニケーションツールですが、多くの企業でもビジネス利用されています。
このSkypeは、ビジネスにおいて一般電話とどのような違いがあるのでしょうか。それぞれのメリットとデメリットを探ってみましょう。
Skypeのメリットとデメリット
Skypeのメリットは、回線の工事や契約が必要なく、アプリケーションをインストールするだけで使えるところが最も大きいといえます。Skypeアカウントを取得する必要はありますが、距離を問わず、通話時間を気にしないで無料通話が実現します。通常、通話料のかかる海外とのやりとりが多い場合には非常に大きなコストメリットがあります。
一方、デメリットとしては、通話にパソコンを利用する場合、パソコンを立ち上げる必要がある点が挙げられます。ただし、スマートフォンでアプリを利用して使用すれば、このデメリットを解決することもできるでしょう。また、比較的音声はクリアといわれていますが、通信速度や環境によっては品質が劣ることもあるなどのデメリットもあります。
一般電話のメリットとデメリット
一般電話は、Skypeと比較した場合、回線の工事や契約の手間や通信料がかかるなどのデメリットがあります。特に海外通話については大きな差があります。
しかし、Skypeはチャットログなどが残るため、個人情報保護の観点から導入できない企業もあります。よって、Skypeがいかに便利でも、従来の一般電話は必要不可欠といえそうです。
また、一般電話は緊急連絡時には欠かせません。Skypeは110や119などには対応していないので、この差は大きいといえるでしょう。
一般電話とSkypeの使い分け方
Skypeも一般電話も、それぞれにメリットがあるため、どちらか一方にする理由はありません。既存の一般電話を利用しつつも、Skypeを導入し、ビジネスに役立てるというのが賢明でしょう。
長距離や長時間の通話についてはSkypeを活用するなど、利用シーンを選ぶこともポイントになりそうです。