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【オフィス移転】ISDN回線に変更したい!
みなさんの中で、オフィス移転の計画があり、電話環境の手配を任されているという方はいませんか? きっと電話回線については頭を悩ませていることでしょう。電話の回線数やチャンネル数、電話機の台数、FAXなど、色々なものを同時に検討する必要があるからです。
もしオフィス移転後に使う電話回線を、ISDN回線にした場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。また、切り替え時の注意点などもご紹介します。
オフィス移転後はISDN回線にしたい!
ISDN回線の利点は、1回線につき、2通話分利用することができることにあります。例えば、1回線契約して、1通話分は電話に使用し、1通話分はFAXに使用するという使い方もできます。アナログ回線の場合、1回線につき1通話分が限界なので、電話をしている間はFAXを受信することができません。ISDN回線は、通話中でもFAX受信が可能なので、ビジネス利用にも利用価値のある回線といえます。
また、2通話分それぞれに、異なる電話番号を設定できるのは便利です。そんな特徴を持つISDN回線を店舗に導入した場合には、POSレジやクレジットカード端末などにも接続して使用することができるので便利です。
ISDN導入で、ADSLが利用できなくなることも考慮しよう
ISDN回線は、ひかり電話などと比べて、早く開通させることができるので、急ぎの移転時などには向いています。ひかり電話の場合、光ファイバーが開通していないというケースもあるからです。
また、ISDN回線やアナログ回線は、比較的電話番号の融通が利きやすいというメリットもあります。
しかし、アナログ回線からISDN回線へ切り替えて導入する際、これまでADSL回線をインターネットに使用していた場合は、使えなくなることには注意しましょう。
ISDN回線へ切り替える際には、自社の業務に合っているかどうかや、コスト面も考慮してよく検討したいものです。また、合わせて電話番号が変わるかどうかも確認しておきましょう。電話番号を引き継げるかどうかについては、ISDN回線に限らず、移転時には要チェックです。