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国際電話がつながるまで
一般加入電話がどうやってつながっているか、以前お話しましたが今日は国際電話がどうやってつながっているかを簡単に説明したいと思います。
一般電話の電話線は、電話機→モジュラージャック→電信柱→地中ケーブル→電話局とつな がっていて、電話交換機と相手の電話局内の電話交換機がやり取りすることで、相手と通話できるようになります。
しかし日本の周りには海があるので電話線や電信柱を置くことが出来ません。
では国際電話はどうやってつながっているのでしょうか?
国際電話の秘密は、海底にあります。
「海底ケーブル」として設置されているのです。
そのため、飛行機からは見えないし、船にも影響を与えません。
ひかり電話の工事は簡単です
どうやって海底に設置したのか?
海底ケーブルは、「海底ケーブル敷設船」という専用船を利用して設置されています。
陸から伸びているケーブルを沖合でつないだあと、ケーブルを少しずつ海底にたらしていきます。
通信衛星
もうひとつ国際電話で使われているのが通信衛星です。
通信衛星は、通信を目的に打ち上げられた人工衛星で、無線を利用して通信を行います。
現在は、海底ケーブルも通信衛星も、インターネットをはじめとするデータ通信など国際電話以外でも利用されるようになっています。