目次
【オフィス移転】同じ回線を使用したい!
急いでオフィス移転をしなくてはならなくなった場合、移転前のオフィスで使用していた電話回線と同じものを使用して、業務に支障が出ないようにしたいと考えるケースは少なくありません。しかし、移転先で万が一、同じ回線が使用できなかったときのことも考えておかなければなりません。
そこで、今回は、オフィス移転に際して、同じ回線を引き続き使用したいときの手順や確認方法などをご紹介します。
まずは今の環境を確認しよう
オフィス移転後も、同じ電話回線を使いたいという場合、まずは移転前の今使っている電話回線と通信機器を把握することから始めましょう。また、契約している回線数や利用会社、付加サービスがあればそれも確認が必要です。
電話回線はアナログ回線、ISDN回線、ひかり電話、IP電話の4種類が主流です。合わせて、インターネット回線はどの種類なのかの確認も必要です。
移転先で同じ回線が使えるかどうかを確認
今使っている回線が分かったら、同じものが移転先でも使えるかどうかを確認しましょう。また、電話番号の変更はなるべくであればしたくないものです。電話番号変更の必要があるかどうかも確認しておきましょう。
同じ回線が使えない場合、ビジネスフォンの機器も対応していないケースもあるので、そうなれば大変大掛かりな入れ替えとなります。どのようなケースにも対応できるように、できるだけ早めに確認しておくのをおすすめします。
特に光回線は調査が必要
光回線を使用する場合、建物によって状況が異なります。建物の室内に光ファイバーが引き込めるかどうかの確認が、NTTの担当者によって必要なこともあります。このMDF、IDF、配管などを確認する「下見」は、申し込んでから2週間程度の時間を要するので、よく注意が必要です。この下見の後、2週間程度後に工事が行われるのも想定しましょう。
オフィス移転の段取りは、このように早め早めに動くことが肝心です。何ごとも事前調査を欠かさずに余裕を持って行うのをおすすめします。